PEOPLE アルプスな人たち

「知らなかった自分の能力に出会えることが楽しい!」
一度ほかの職場を経験したからこそわかるアルプスの魅力

さんさんマルシェ 望月 由佳

1. どんな業務を担当していますか?

 フルーツ公園内にある「さんさんマルシェ」で店長を務めています。こちらがオープンしたのが2019年4月、私は6月に配属になりましたので、まだ任されて数ヶ月しかたっていません。まずは店長として一人前に仕事ができるようにと勉強をしている最中です。店長の務めとは、フルーツ公園を知ってもらうためには何をするべきか、「さんさんマルシェ」に足を運んでもらうためにどんなPRをしたらいいのか、お店を知ってもらい、また来たいと思ってもらうためには何ができるのかを常に考え、試していくことだと思っています。つまりこの場所の知名度を上げることですね。「さんさんマルシェ」ではとても素敵な商品をたくさん取り扱っています。その中でもワイン!山梨ワインを130種類以上取り揃えており、1本1本ラベルを見ているだけでも楽しいと思います。ワインって勉強をするとすべてに意味があって深いんですよ。ここに来て発見することがたくさんあってとても面白いと感じています。そういう情報をお客様に向けて丁寧に発信して、ここに来ることを楽しんでもらえるようにしたいですね。あと、店舗の業務と並行して、高速部門の店長クラスの人たちの相談を受けるのも私の仕事の一つかな。

2. 入社の理由を教えてください。

 高校を卒業して、「アルプス」に入社しました。私はとても人見知りな性格で、先生に「人見知りを克服したいなら、接客業にチャレンジしてみたら?」とすすめてもらったことをきっかけに、興味を持ちました。入社後は高速部門(パーキングエリア)で2年勤めました。その後、実は一度辞めているんです。辞めたのですが、「やっぱりアルプスだな」と思ってまた戻って来ました。 一度辞めた理由は、自分のやりたいことを見つけたから。チャレンジしてみたいと思ったんです。「アルプス」をやめて、アルバイトをしながらその目標に向かっていたのですが、やっぱり「アルプス」のことがずっと頭のなかにありました。なかなかうまくいかなくて悩んでいる時に、「また戻ってこないか?」と仲間が誘ってくれたんです。「アルプス」を離れている間にいろいろな職場を経験しましたが、そのうえで私は「やっぱりアルプスっていいな」とすごく思っています。こうしてまたご縁があり、本当によかったな。

3. 仕事とプライベートは両立できていますか?

 はい。プライベートの充実はとても大切だと思っています。接客の仕事の大変なところって、色々なお客様がいるところだと思うんです。もちろんそれが面白いところでもあります。けれど、傷ついてしまうこともあるから、心を強く持ったり、リフレッシュのすべを持っていないとつまずいてしまうことがあると思うんです。だから、切り替えるためにもプライベートの充実が大切!プラベートをきっちり充実させて、自分なりのリフレッシュ方が存在している人は強いと思いますよ。私は、友達と色々話して笑っている時間や、同僚をと飲みにいく時間が大切なプライベートでリフレッシュの時間。小さなことからちょっと大きなことまで、色々なことを信頼している仲間に聞いてもらうことでモヤモヤをすっきりさせることができています。食事、飲み会、旅行……なんでもいいんです。ちゃんと自分でバランスを取るためにも、仕事のモチベーションを上げるためにも、プライベートと仕事は両立させていたいと思っています。

4. これからチャレンジしてみたいことは?

 まずは「さんさんマルシェ」の配属となってまだ日が浅いので、店長として一人前に仕事ができるようになりたいです。店長としての一人前というのは、周囲の人たちから頼られ、もうこの人がいれば大丈夫!という存在になることです。高速部門の時代にたくさんの店長さんにお会いしましたが、みんなそれぞれとても素晴らしかった。あんな風に頼もしい存在でありたいですね。それから、「フルーツ公園」「さんさんマルシェ」をより多くの人に知ってもらうために何ができるのかを考え、一つひとつ行動に移していきたいです。高速部門で主任を務めさせていただいたことは、自分に自信を持てるようになったいい経験でした。「こんなことをしたらお客さんに喜んでもらえるかな?」「こうしたらお客様の足を止められるかな?」ということを考えて実際に導入し、売れなかった商品が売れるようになったときはとても嬉しかった。ほんの少しの工夫でこれほど変わるんだ!というのは本当に面白いです。ただ売り場に商品を並べるのではなく、自分たちのアイデアや手を加えて、楽しく仕事がしたいですね。

5. あなたにとってアルプスとは?

 自分の成長につながる場所です。常に新しいことにチャレンジしている会社なので、その中で一緒に働けることを嬉しくも誇らしくも思いますし、チャレンジするとはどういうことかをいつも感じさせてもらっています。だから、自分もチャレンジしたいと思わせてくれる会社。いつまでも楽しいです。 接客業って、お客様と対面して、ただモノを売るだけじゃないんですよ。様々な地域から訪れる、年代も性別もバラバラなお客様と会話をしているうちに、色んなことを知ることができるんです。日々色々な情報が入ってきて、自分自身の知識になります。それに、こういうときはこうすればいいんだ、と判断力がついたり、コミュニケーションの勉強にもなる。ただモノを並べて売っているだけでも、お客様とその場限りの適当な会話をしているだけでもないんです。すべて、自分のためになる。「アルプス」はそういうことを知れる場所です。

6. 就職を考えている人へのメッセージ

 就職や転職を考えるときって、「自分は何ができるのか」「自分が本当にやりたいことはなんなのか」と悩む人が多いと思います。そんなときは、まずチャレンジしてみてほしいです。チャレンジして、色々な人と出会って、失敗も成功も経験を重ねていくうちに、きっと自分が本当にやりたいことや、やっていて楽しいことに出会うことができると思います。だから、まずはやってみること。色々なことにチャレンジすることを諦めないで!自分にチャレンジし続けてください。私は、一度「アルプス」をやめて、戻ってきました。戻るときは本当に悩んだんです。「出戻り」ってちょっとカッコわるいじゃないですか(笑)。だけど、誘ってくれた仲間がいて、自分自身「アルプス」への気持ちが冷めなくて。今は本当に戻ってきてよかったと思っています。一歩踏み出して戻って来られたということは、「私は本当にこの仕事が好きなんだ」ということであり、「この仕事はあなたに向いているぞ」ということでもある気がしています。