01. どんな業務を担当しているの?やりがいを感じるときは?
店舗・売上管理、人員の確保、スケジュール管理など、店舗の運営すべてを統括。ときには、厨房に入ることもあります。アルプスのおもしろいところは、店長自身がコンセプトを考え、自分の目指したい店舗につくっていくことができること。いわば経営者のような立場になれることです。そのためメニュー考案や仕入れ先・内容、店づくりまで、私が「もっとお客様が喜んでくれるはず」という確信に近い想いをカタチにしています。
境川上りPAのコンセプトは『ドライバーサポートエリア』。ドライバーの『胃袋を掴む食』をメインにした「ほっとできる空間」づくりを行っています。例えば、『日替り炭火焼魚定食』は、ときどきは新鮮な魚を食べてほしいという想いから生まれた人気のメニューです。運転で疲れた身体に癒されるのではないかと提供させていただいていますが、おかげさまで「ゆっくりと休憩(就寝)できる」と、特にトラックドライバーに好評です。
このように良い意味で自分のわがままを実現できることが、やりがいであり、心地よいプレッシャーになり、意欲を掻き立てられます。どのようにしたら喜んでくれるのか。そんなことを考え出ているときが一番ワクワク。私自身が一番楽しんでいるのかもしれません(笑)
02. 入社した理由は?
父が自営業(焼肉屋)のため、仕事=サービス業という思いがありました。サラリーマンというイメージは皆無。サービスをする仕事が当たり前、お金は給料ではなく自分の力で稼ぐものと思って育ってきました。
「自分の店を持つこと」という夢があったので、高校3年の部活を引退したタイミングで、知人から株式会社アルプスを紹介してもらったときは、夢の第一歩とひとつ返事でアルバイトを決めました。高校卒業後、社員になったのは、現場があまりにも居心地がよく、あたたかい雰囲気に包まれていたことはもちろん、周りのスタッフがいきいきと仕事に励む姿や楽しそうな笑い声、家族にように仲間のようにフレンドリーに接してくれたことが大きかったです。そしてなにより、「この会社だったら、なにか楽しいことができるのではないか」「夢である店を持つことが、この会社でもできるのではないか」と、さまざまな想いが重なり、「縁」というものを感じたからです。実は4つ下の弟もアルプスの社員なんですよ。私が楽しく仕事をしている姿に触発されたのですかね。今は横浜の港北PAの店長として、お互い刺激し合い情報交換ができる、兄弟以上の新たな関係性を築けたことも縁だと感じています。
3. 仕事とプライベート、両立できていますか?
しっかり両立しています。小学校3年で野球を始めてから、中・高と野球部に属し、野球ばかりの日々を過ごしていました。現在は、2つのクラブチームと町の野球チームの計3チームを兼任し、今でもプライベートは野球一色に染まっています。地元に残って仲間と楽しく過ごしたいということも、アルプスに入社した理由の1つ。夜の練習や土・日の試合にも参加できるシフトが組めることもメリットです。だから、仕事とプライベートが両立できているかと聞かれると自信を持って「YES!」。店長だから休日が優遇されるのではなく、スタッフ一人ひとりの希望に沿えるところがアルプスの良いところですね。
プライベートが充実していれば、仕事も楽しい。仕事が楽しければ、プライベートはもっと楽しくなる。仕事を充実させることは、人生を充実させることであると思うのです。今はプライベートでの外出時でも、仕事目線で物事を捉えてしまいます。実はそれがものすごく楽しいんです!仕事とプライベート、どちらかが欠けたら、それは自分ではないかもしれませんね。
4. あなたにとってアルプスとは?
アルプスは「生活の一部」そのものであり、家族のような存在です。また、若いスタッフにチャレンジを与えてくれる会社であると思います。自分から「こんなことがしたい」と発信した者勝ち。意欲とやる気を買ってくれる会社です。
アルバイト時代の店舗の上司が現アルプスの社長という関係性もあるのですが、経営層に直接自分の考えや想いを次から次へと提案できていたので、この年齢で今のポジションに就くことができたのではないかと思っています。アルプスは経験や実績はもちろん、やる気と結果次第でステップアップもできますし、想いを伝えることで誰にでもチャンスが与えられます。自分次第で仕事はもちろん、人生も変わると思っていますよ。
私自身、任された以上の結果を残せるようにしたいと思って仕事をしています。結果が評価されたときは、ここで得たマーケティングノウハウを新しい店舗にどう活かせるかの仕組みづくりにも力を入れています。現に横浜の港北PAをオープンする際、立ち上げに参加し、自ら開発した境川PAでのメニューを使うことで、自分の店を全国展開しているように楽しめた経緯があります。だからアルプスの可能性は無限大であり、未知数なのです。
5. これからチャレンジしてみたいことは?
アルプスの看板を背負って、自分だけでは不可能な大きなチャレンジをしたいと思っています。かつては「独立して、自分の店を持つこと」が夢でしたが、父の背中を見てきたことや、アルプスで店舗を任されたからこそ大変さを痛感しました。
高速事業は、今まで培ってきたものの集大成のような仕事ですね。今までの経験を活かし、お客様一人ひとりのニーズに応えられる今までにない提案をしていきたいですね。
具体的には、全国に店舗展開できるような店をつくっていき、境川のような大衆食堂を彷彿とさせる親近感がある店や、「日替り炭火焼魚定食」を大石ブランドとして(笑)各地に広めていきたいと勝手に思っています。店はもちろん、自分の思考を広げてみるのもおもしろいのではないかなと。自分で考えたことが他でも通用するのではないかな?と自負しています。
「食事もおいしく、スタッフが声を掛けてくれてあたたかい雰囲気。店内もトイレも清潔で使いやすい」と必ず立ち寄ってくれるお客様がいらっしゃいます。偶然寄ったのではなく、わざわざ境川と決めて寄っていただける愛されるPAです。そんな特別な意味のあるPAを全国に広めていきたいです。
6. 就職を考えているあなたへメッセージ
やりたいことがみつかっていないあなたへ、アルプスはやりたいことがみつかる会社です。
今のあなたには想像ができないかもしれませんが、やりがいも、やりたいことも必ずみつかります。自由に働くことも、働く環境も、お給料も、すべてあなたが望んだことが実現できる会社です。でも、それは自分次第、頑張り次第です。アルプスには本質を見極められる上司がいます!頑張っていることを、頑張った分だけ評価してくれます。評価されると仕事の対する価値観が違ってきます。例えば、就労時間残り30分。この30分という時間さえ、30分もあるという惰性の気持ちから、30分しかないという使命感に変わります。やらなくてはならないことは山積みですが、時間の使い方が変われば、価値観も変わってきます。
13年ほど前、八ヶ岳PAにいたときが私のターニングポイントでした。そのときより以前の私にも伝えたい「価値観を変えさせてあげるから、おいでよ」と。確実にあのときに見ていたものとは違う景色を今は見ています。描いていた未来もまったく違うものになっています。価値観で、考え方・捉え方ひとつで、未来も変わってくるはずです。一緒にその未来へいきましょう。一緒に成長しましょう。
以下余談です↓
取材中、毎週寄られる常連さんに声をかけられた大石店長 「今日、顔が見えないなと思っていたら、インタビューをされていて失礼ながら声をかけさせていただきました。店内はいつも掃除が行き届いていて、清潔感があります。トイレには生花が飾ってあるんですよ。そんな心遣いが素敵ですね。ツバメを大切に飼ってらっしゃって、あたたかさが伝わってきます。毎週大石さんに会うことが楽しみなんです」。